
「NEXCO案件に強い会社といえば、ティーネットジャパンでしょ?」って思ってるやつ、多いんじゃねぇか?
確かに、ティーネットは業界最大手だし、案件数もダントツ。ただ、それだけじゃない。
ここ最近は、大手以外でもNEXCO案件に特化して技術者を送り出してる会社が増えてきてるんだ。
この記事じゃ、そんな「ティーネット以外でNEXCO案件に強い3社」を俺なりに厳選して紹介していくぜ。
高速道路プロジェクトに興味があるなら、必見だぞ。
NEXCO案件に強い発注者支援企業とは?

「NEXCO案件に強い企業」って言葉、耳障りはいいけど、実は定義があいまいだよな。
俺が今回の3社を選んだ理由ははっきりしてる。「過去の受注実績」「NEXCO向け求人の出し方」「実際の配属事例」――この3つだ。
ただの知名度ランキングじゃなく、「現場で本当にNEXCO案件に入れるか?」って視点でまとめたから安心して読んでくれ。
なぜ「NEXCO案件経験者歓迎」の求人が多いのか
NEXCO案件は、一般的な土木工事とは違ったマネジメントスキルが求められる。工程、安全、品質、環境――それぞれでNEXCO独自の管理基準があるため、発注者支援企業側も「経験者優遇」で採用活動を行っている。
とくに「高速道路工事の夜間作業経験」や「交通規制の知識」がある人は、即戦力として高く評価されやすい。
高速道路特有の発注者支援業務とは?
高速道路案件では、以下のような支援業務がメインになる。
- 工程管理支援:昼夜作業の工程調整、進捗管理、出来形確認。
- 安全管理支援:交通規制、安全書類の確認、現場巡回による安全指導。
- 積算・変更設計支援:設計変更に伴う数量計算や積算資料の作成。
いわゆる「書類作業」だけでなく、現場への立ち入りや発注者との協議対応も含まれるのが特徴だ。
企業ごとの配属先比率や案件特徴に差がある理由
同じNEXCO案件でも、企業ごとに得意分野は違う。ある会社は「工程管理支援」が9割、別の会社は「積算支援」が中心、さらに別の会社は「安全パトロール専任」なんてケースもある。
これは各社がこれまでどの業務を重点的に受託してきたか、どの地域のNEXCO案件に強いかで差が出るからだ。転職する側としては、「どの会社なら自分がやりたい業務に携われるか」をきちんと見極めることが大事だ。
大成エンジニアリング株式会社|NEXCO案件特化型の技術集団

大成エンジニアリングは、NEXCO案件専門と言っても過言じゃないレベルの企業だな。
「高速道路といえば大成」ってくらい、現場でもよく名前を聞く。
工程、安全、積算――どのポジションでもNEXCO案件がメインフィールドだから、最初から高速道路案件に入りたい人にはおすすめだ。
安全管理・工程管理に強い大成エンジニアリングの特長
大成エンジニアリングは、特に「安全管理支援」と「工程管理支援」に強みがある。
全国各地のNEXCO案件で、大成の技術者が「発注者側の現場管理担当」として配属されているケースが多い。
具体的には、交通規制区間での安全パトロール、工事業者との工程調整、現場定例会議での進捗確認など。「工程と安全」を両軸で任されるケースが多いのが特徴だ。
資格者多数&案件ごとの技術支援体制が魅力
大成エンジニアリングは、土木施工管理技士(1級・2級)はもちろん、RCCM、技術士補など多彩な資格者を揃えている。
「発注者支援でのNEXCO経験者比率が高い会社」として、転職エージェントでもよく紹介される。
また、各プロジェクトごとに「チーム制」で支援体制を組む文化があるため、NEXCO案件未経験の転職者でも、OJTで徐々に仕事を覚えていける環境が整っている。
働き方:残業時間・休日・福利厚生は?
大成エンジニアリングは「発注者支援専門企業」の中でも比較的ワークライフバランスが取りやすい方に分類される。
月の平均残業時間は20時間前後と言われ、完全週休2日制(土日祝休み)も実現されている。
さらに、資格手当や交通費全額支給、住宅補助制度など福利厚生も充実。
「現場のハードさは嫌だけど、土木のキャリアは活かしたい」という転職希望者には、かなり魅力的な選択肢と言える。
株式会社ライズ|多能工型の支援体制でNEXCO案件を支える

ライズは、ここ数年でNEXCO案件にグッと強くなってきた印象がある会社だな。
特徴はなんといっても「多能工型」。
工程、安全、積算、どの業務でも現場に対応できるスタッフを育てる社風があるんだ。
「いろんな経験を積みたい」「単一業務じゃ物足りない」ってやつには、かなり合ってる会社だと思うぜ。
工程管理・安全パトロール・積算まで幅広く対応
ライズは「工程管理支援」「安全管理支援」「積算支援」「資料作成補助」など、NEXCOが発注する各種支援業務に幅広く対応している。
特定分野に特化するというより、プロジェクトや配属先によって柔軟にポジションが変わるのが特徴だ。
例えば、ある現場では「日々の工程表作成」と「安全書類チェック」を両方担当するケースもあれば、別の案件では「積算支援オンリー」の配属もある。
現場経験者が求められる理由は「総合力」
ライズがNEXCO案件で採用する人材に求めるのは「広い意味での現場対応力」だ。
施工管理で培った「段取り力」「調整力」「安全意識」が、そのまま武器になる。
とくに20代後半から30代前半の「現場監督経験あり層」が多く活躍しており、未経験者よりも「土木現場で何かしら実務をしていた人」が選ばれやすい傾向がある。
ライズの労働環境:ワークライフバランスの実態
ライズは「NEXCO案件=働きづらい」というイメージを払拭しようと、ここ数年で労務管理にもかなり力を入れてきている。
実際、月平均残業時間は20~30時間程度に抑えられており、完全週休2日制の現場も増加中だ。
また、資格取得支援や社内研修制度も用意されていて、「発注者支援が初めて」という転職者でも安心してチャレンジできる土台がある。
株式会社建設技術研究所|設計コンサル発の支援力がNEXCO案件で活きる

建設技術研究所(建技)といえば、設計コンサルのイメージが強いよな。
だけど最近は、NEXCO案件での発注者支援にもかなり力を入れてるんだ。
特に「設計照査系」「技術資料作成」「数量積算支援」あたりでは、他社とはひと味違う動きを見せてる印象だぜ。
設計×施工管理のハイブリッド支援体制が武器
建設技術研究所の強みは、もともと「設計コンサル企業」としての技術力があること。
そのため、NEXCO案件でも「設計照査支援」や「工事監理支援」といった、設計サイドと施工サイドの橋渡し的ポジションで活躍している技術者が多い。
たとえば、「設計変更の技術的妥当性を確認」「NEXCO側への説明資料作成」「設計照査会議の取りまとめ」など、他社ではあまり経験できない業務も任される。
プロジェクト規模が大きい案件に強い理由
建技が担当するNEXCO案件は、都市高速の改修や大規模インター改良工事など、比較的スケールの大きいプロジェクトが多い。
これは「設計コンサルとしてNEXCO本体と太いパイプを持っている」ことが理由のひとつ。
そのため、配属先も本社プロジェクト室や技術事務所など、「現場直結というより上流工程寄り」のケースが多い。
技術士・RCCMなど資格保有率の高さに注目
建技は「技術士(道路・土質基礎・鋼構造コンクリート)」や「RCCM」など、コンサル業界ならではの資格保有者が多い。
その分、入社後も「技術士補」「コンクリート診断士」「土木施工管理技士」などの資格取得支援が手厚い。
「これから資格を増やしてキャリアアップしたい」「上流工程寄りの仕事がしたい」ってやつには、かなり向いてる会社と言える。
NEXCO案件でキャリアを築きたい人へのアドバイス

ここまで読んできて「NEXCO案件、ちょっと興味あるかも」って思ったやつも多いんじゃねぇか?
でもな、いざ求人に応募する前に、ちゃんとチェックしておくべきポイントがあるんだ。
勢いだけで決めると「思ってたのと違った…」ってなるから、これから話す3つは必ず押さえとけよ。
求人票で「NEXCO案件配属率」を見極めるコツ
まず確認すべきは、企業がどれくらいNEXCO案件を持っているか。「NEXCO案件配属率80%以上」などと明記している企業は信頼度が高い。
逆に「発注者支援全般」とだけ書かれていてNEXCOの文字がない場合は、地方整備局案件が中心の可能性もある。気になる場合は応募前に企業の公式採用ページやエージェントに「NEXCO案件の比率」を確認するのがおすすめだ。
面接で聞くべき「NEXCOプロジェクト経験者比率」
面接では、ぜひ「今働いている技術者のうち、NEXCO案件にどのくらいの人が入ってますか?」と具体的に聞いてみよう。
この質問で、企業のNEXCO案件対応力がかなりはっきり見えてくる。「半分以上がNEXCO案件です」「エリアごとにNEXCO専任チームがあります」なんて答えが返ってくる企業は、安心材料と言える。
高速道路案件ならではのやりがいとキャリアアップの道筋
NEXCO案件の醍醐味は、社会インフラの安全を守るという使命感。そして、官庁系案件よりも「工程・安全・品質・コスト管理」すべてのレベルが高いことだ。
ここで経験を積めば、将来的に他のインフラ系プロジェクトや、大手建設コンサル、CM会社へのキャリアアップにもつながる。
「現場経験を次のステージに昇華させたい」ってやつには、間違いなくおすすめできるフィールドだ。
まとめ
今回は「NEXCO案件に強い発注者支援企業」ってテーマで、大成エンジニアリング、ライズ、建設技術研究所の3社を紹介してきた。
それぞれカラーが違うだろ?
「現場寄りでガンガン動きたい」なら大成、「いろんな業務を経験したい」ならライズ、「設計寄りや上流工程が気になる」なら建技…って感じで、自分の志向に合わせて選ぶのがコツだ。
もちろん、どの会社もNEXCO案件の現場に強いってのは共通点。
でも、配属される業務内容も、職場の雰囲気も、正直ぜんぜん違う。
だからこそ大事なのは「なんとなく有名だから」じゃなくて、「自分がどんな働き方をしたいか」で選ぶことだな。
この記事が、その選択のヒントになってくれたら嬉しいぜ。
あとは、実際の求人票や面接で、しっかり自分の目で確かめてくれよな。